名古屋歯医者でボトックス治療する前に知っておきたい保険のこと

顎関節症や咀嚼障害など病名が着いた場合は保険適応

ボトックスは自由診療となるので費用は基本的に自己負担ですが、顎関節症などの治療は保険適用が可能です。そのほか、顎と口を動かす筋肉の異常により会話や食事が困難となる咀嚼障害・開口障害を引き起こすジストニアは、保険適応の病気として厚生労働省から認可されています。

ほとんどのボトックス治療は保険適応外となるので、知識として覚えておいて決して損はありません。保険適用の場合、ボトックスにかかる治療費は3割負担で済みます。

口元のしわにガミースマイル改善と言った審美治療目的は自費治療

ボトックスは自由診療なので、治療目的以外ではすべて自費治療が基本です。美容目的でのボトックスは自費治療となるので、保険も医療費控除も対象外となります。

あくまで医師による傷病治療と療養が根幹にあるので、しわ取りやほうれい線、フェイスラインの改善といった審美治療(美容)目的には適用されません。噛み合わせによる健康異常や日常生活に支障が出ていると判断された場合にのみ、保険や医療費控除が適用となります。

病気の治療目的のボトックスは一部医療保険が使える事もある

ボトックスは美容外科や脳神経内科など、さまざまな医療の領域で用いられているため、一部の病気に医療保険が使えるケースがあります。保険や控除が適用されるボトックスは、あくまで治療や療養が目的と判断されるため、顎関節症などの治療におけるボトックスは、医療保険の対象です。

ただし、ボトックスで医療保険が利くのは基本的に国民健康保険などの公的医療保険を対象としているため、私的契約による民間保険はほぼ対象外と考えておきましょう。

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